Suica 交通系ICカード

Suicaとは?

Suicaとは、交通系ICカードのひとつで、2001年11月にスタートしたサービスです。

カードをピッとタッチしてスマートに改札を通ることができます。

Suicaのほかにも同じような交通系ICカードは全部で10種類あり、地域により販売されているカードが違います。

(ちなみに筆者はJR西日本エリア在住であり、最寄り駅ではICOCAしか販売されていません。)

・JR北海道エリア ———- Kitaca

・JR東日本エリア ———- Suica

・ 首都圏 ———- PASMO

・JR東海エリア  ———- TOICA

・ 名古屋    ———- manaca

・JR西日本エリア ———- ICOCA

・ 関西     ———- PiTaPa

・JR九州エリア ———- SUGOCA

・ 福岡     ———- はやかけん

・ 九州     ———- nimoca

またこれらの交通系ICカードは全国相互利用できるので、例えばSuicaが使えるところならばその他の交通系ICカードも同じように使えますし、その逆も然りです。どれか一つあれば充分です。

カードはどこで買うの?

カードは駅の券売機で簡単に購入できます。

券売機で初めてカードを購入する時、デポジットといって預り金500円を取られます。

例えば2000円で購入した場合、500円分はデポジットで、実際にチャージされているのは1500円となります。2回目以降のチャージではとられません。この500円は預り金ですので、もうカード使わないよという時が来たら、みどりの窓口などでカードを返却して500円を返してもらいましょう。

使い方は?

駅の自動改札機にICカードをかざす部分があるので、改札を通る時にカードをそこにタッチして通ります。改札を出る時も同じようにカードをタッチして出ます。

地方などでは自動改札機のない無人駅でもICカードの使える駅があり、駅舎の中とホームにそれぞれ機械が設置されています。電車に乗る時は駅舎の中の機械に、電車から降りたらホームにある機械にピッとタッチします。

交通系ICカードの使えるバスに乗る時も、乗車口が開いたところにカードをタッチする機械があるのでタッチします。整理券はいらないです。降りる時は運転席横の運賃箱にカードをタッチして精算完了です。

カードをタッチすると、ピッとかピピッとか音がしてカードの残金などが表示されるので、少なくなったら券売機でチャージしておきましょう。チャージの上限は2万円です。

その他

その他の使い道として、駅の売店KIOSKや自販機やコンビニ、スーパー、飲食店、あるいは郵便局などでも使用することができます。コンビニでチャージすることもできます。

しかしながら上限2万円までしかチャージできないとなると、一度の支払額が少ない自販機やコンビニなどでの少額決済が使いやすそうです。

PayPayなどのQRコード決済が普及した今、わざわざ交通系ICカードで買い物しようとは正直思いませんが、もしもの時にこのカードで交通機関以外の支払いができるということは覚えておいて損はないと思います。

個人的にはやはり、本来のメインの使い道である交通機関での使用が便利で、特にバスでの利用が一番このカードの価値を感じます。普段乗らないバスに乗ると、料金がいくらになるのか分からないし、いざ運賃を払おうとしたら小銭が無くて両替で手間取ったりなんてこともあります。そんな時このカードなら駅の改札を通るように一瞬で精算してバスを降りることができます。他の乗客を待たせることもないですし、バスが止まる前から小銭を用意して握りしめいる必要もありません。

そのうち全国どこでもQRコード決済で改札が通れるなんて日が来るかもしれませんが、現状では電車やバスには交通系ICカードしか対応していません。

公共交通機関はめったに利用しない人でも、何なら時々の利用だからこそ持っておくべきカードかなと思います。

追記  宮島観光に行ったら、フェリーも交通系ICカード使えました。

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