マイナスイオン浴びに行ったらタヒにかけた

先日、実家に帰ってきた娘が、「マイナスイオン浴びに滝でも見に行こう」と言うので、車で一時間くらいの所にある滝を見に行ってきました。

その日は天気もよくドライブ日和で、おしゃべりしながらあっという間に現地に到着しました。

車を駐車して、遊歩道を下に下にとくだって山の中に進みます。

足場の悪い所は前を歩く娘に手を引いてもらいながら進みます。段差が大きくて膝に堪えるが、まぁこれくらいは大丈夫です。

途中、何組かのお子様連れファミリーや、若いカップルたちとすれ違いましたが、皆さんマスク着用で、こんな山の中にいるのに誰一人マスクを外してない事にただただ感心。

しばらくして、目的地である滝にたどり着きました。

TikTokかインスタで見た、iPhoneでキレイな画像を撮る方法をマネしながらパシャパシャと記念撮影をし、マイナスイオンをたっぷり吸収した頃には、もう誰もいなくなっていました。私たちもそろそろ車に戻ろうかしらと、その場をあとにしました。

きた道を帰るわけですから当然ですが、帰り道は登り坂となっております。(^_^;)

半分くらい歩いたあたりから息苦しさを感じながらも、まだ喋る口は止まらない。

ハァハァいいながら、娘に手を引いてもらって一歩また一歩とのぼる。この頃には、アレなんか無理かもとか思う。とにかく苦しくて苦しくて足がなかなか前にでないのです。

この時の姿勢はというと、右手を差し出して全力で「お願いしますっ」てプロポーズしてる人みたいな格好になっていました。

「苦しい〜苦しい〜ヴ〜」と唸りながら何回か立ち止まり、やっとのことで平地まで登りきった頃には、息切れと冷や汗と吐き気でふらふらでした。未だ全力プロポーズのまま、引きずられるように車を目指していたものの、もうほんとに足が動かなくてとうとうマスクを外して地面に座り込んでしまいました。

もうすぐそこに見えてる車に行く事さえできず、道ばたで座り、動けるようになるまで5分程度休憩しました。心臓のバクバクが収まると楽になり、立ち上がることができました。

あの時は本当にこれ以上動いたら苦しくて気を失うか、心臓が止まるんじゃないかと思いました。まさに極限まで全速力で坂道ダッシュしてきたあとのような感じでした。

初めて、自分がこんな事になってびっくりしましたが、冷静に振り返ると、正直もう人生の折り返し地点過ぎてるし、子供達が巣立ってから家でゴロゴロしてばかりで体重増えて筋力落ちたし、仕事もデスクワークで動かないし、マスクするようになってから呼吸も浅いし、2ヶ月前から首肩脇腹も痛いし、2日前から足がむくんでたし、そもそもあの日私が一番高齢じゃなかった⁈とかいろいろ思い当たる事ありすぎます。

今回はせっかく癒されに行ったのに、大変な目に合うことになりましたが、ひとまず体力をつけて動ける体になったら、もう一度リベンジに行こうと思います。やっぱり運動は大事ですね。欲しい物は健康と心から思える歳になりました。

最後になりましたが、滝で撮った写真載せておきますね。

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